（笑）

僕らのケツが死んだ日

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辛い食べ物




魅力的ですよね。




俺はその中でも激辛ラーメンが好きです。



今回はその話。



俺の友達に同じく辛いもの通がいる。



その友達とラーメン屋に行った。



そこは激辛ラーメンがめっちゃ辛いと有名で、もちろん俺たちもそれが目当てだ。





「激辛ラーメン二つ」




頼んだものが来て、あらびっくり。









火山のようなラーメンが俺たちの前に並んだ。




真っ赤で麺が見えないじゃないか。



友達と一緒に苦笑いを浮かべる。




でも食べない訳にはいかない。




まずはスープから。




ズズ…






うぎゃー！！





辛すぎ！！



舌が燃える。




仕方ない麺にいくしかない。




案の定辛すぎだが、スープ程ではない。



なんとか食べていると、ある異変に気が付いた。





ちょっ！痛っ！




痛い！痛い！





なんと湯気で目をやられてしまった。



涙で目が見えない。




鼻水も止まらない。




友達を見ると、マラソンでもしてきたの？ってぐらいの汗をかいている。





そんな激辛ラーメンと格闘する事１時間。




なんとか完食。



結局俺たちはスープまで飲み干したのだ。




店を出て風に当たる。




これほど風が気持ち良く感じた事はない。




俺たちはそのまま別れた。





家に着いた俺はすぐにトイレに入った。



店を出てからずっと我慢してたのだ。



ゆっくりと座る。




ふぅ～、よかった間に合って。




そう口にしながら、しようとした瞬間だった。









熱い！ケツが熱い！！




っていうかケツがカラい！！



ケツが切れそうなぐらいの痛さだった。




…なにこれ？



助けて！！



出す前からこれじゃ…


出した時俺のケツどうなっちゃうの！？



恐怖と戦っている時、さらに便意が襲ってきた。




嫌だ！助けて～！！




そう思いポケットから携帯を取り出した。




先程の友人にかける。





「助けて！！」

相手が出た瞬間にそう言った。


友達も何のことか分かっているらしく


「頑張れ、俺はもう耐えた。俺にできたんだからお前も平気だ…」


と言ってくれた。



俺は一番聞きたい事を尋ねる。




「お前のケツ…無事か？」



……。



「なんで黙る！なんとか言ってくれ！」




友達はゆっくり口を開いた。













「死んだよ…俺のケツは死んだ…」









「そんな…」


電話を切った後、再び現実に戻された。




熱くてたまらない。




でもこのままじゃどうしようもない。




俺は覚悟を決めた。






よし、かめはめ波の『波』でいくぞ。








か～め～は～め～









波ぁ～！！


ぎゃーーーーーー







この痛さは一日治らなかった。



あれから…俺たちは懲りずに、激辛ラーメンを何度も食べに行っている。


そんな俺たちに、別れ際の合い言葉ができた。












「ケツの幸運を祈る。。」

 

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辛い食べ物。